隼プロトタイプ
スズキ ワンメイクレースシリーズで使用されているフォーミュラ・スズキ 隼をドライブした多くの方々が発した言葉「この車が公道で走れたらどんなに素晴らしいだろう」を、形にしたライトウエイトスポーツカーが「隼プロトタイプ」です。スズキスポーツが、フォーミュラ・スズキ
隼をベースに、公道走行を目指してゼロから開発・制作を行い、2002年1月、東京オートサロンwithオートアジア2002において発表・展示されました。
【車両のコンセプト】
「究極のライトウエイトスポーツカー」。運動性能の追求を最優先にレイアウトを行い、以下の特性を得るように開発しました。
1, 超軽量
2, 四輪均等の重量配分
3, 低重心
4, オーバーハング部の軽量化
5, ショートホイールベース
6, マイナスリフト空力特性
【車両の概要】
スズキスポーツオリジナルのスチールパイプ+アルミパネルのフレームにモーターサイクル「スズキGSX-R1300R 隼」のエンジン・ミッションをフロントミッドシップに縦置きしてリヤ駆動させます。
ボディはカーボンファイバーを多用したFRP製で、その形状はスズキスポーツ社内のムービング ベルト式風洞実験設備を使用して、優れた空力特性を得られるようデザインされています。
シャーシ、ボディとも、完全な専用設計部分(サスペンションなど)とスズキの既存パーツの流用部分 (ディファレンシャルなど)を組み合わせて製作され、高いオリジナリティを持ちながらコスト低減を実現しています。
・2輪用エンジンの出力特性や高い運動性能の達成の為、特に軽量化に留意。
・フレームはスズキ株式会社の協力を得てコンピューター解析を行い、衝突安全性などのシュミレーションを実施。
・車両重心を下げるため、エクゾーストパイプはフレーム左側サイドを通しています。
・車体下部をフラットボトム化し後端を跳ね上げてグランドエフェクトによるマイナスリフト空力特性を得ています。
・乗降性確保の為、ガルウイングタイプのドアを採用。
【今後について】
オートサロンに出展した「隼プロトタイプ(仮称)」は、公道走行を目指した車両でありますが、実際に公道走行出来るところまでは開発が進んでおりません。今後、更に開発を進め、最終的に量産、販売を行うかについては、現時点でまったく未定となっています。 |