スズキ・スイフト スーパー1600を駆るヤン・モルダー選手とミハエル・コシュツシュコ選手は、8ヵ所のステージを通じて激しいバトルを演じながら、それぞれJWRCの暫定ランキング2位と3位につけてデイ2を終えた。
モルダー選手はチームメイトのコシュツシュコ選手に約1分の差をつけて2位でデイ2を迎えた。しかし彼は、SS10の柔らかく砂が浮いた路面に足を取られタイムロスを喫し、コシュツシュコ選手の2位への浮上を許してしまう。その後、追い上げをはかり、SS12で順位が再び入れ替わると、それ以降安定したペースをキープ。午後のステージで岩に乗り上げながらもJWRCトップのセバスチャン・オジー選手に遅れること約1分30秒で今日の最終ステージを終え、暫定2位を守り抜いた。
両選手のスイフト スーパー1600に特に大きなトラブルは出ていない。ミハエル・コシュツシュコ選手はSS11のジャンプスポットで大ジャンプを決め、待ち構えていたカメラマン達の格好の被写体になったが、そのジャンプも車体には特にダメージを与えてはいない。午後のSS13でコシュツシュコ選手のエキゾーストはタフな路面で損傷し若干のパワーロスを招いたが、彼は、総じて無難に3位を守り、4位の選手には5分以上もの差をつけてデイ2を終えた。明日のデイ3は3つのグラベルステージとレオンのスーパースペシャルステージで構成され、現地時間の午後1時からセレモニアルフィニッシュが行われる。
#32 ヤン・モルダー選手コメント
今日は楽しい一日だった。2位で戻ってくることができて嬉しいよ。JWRCの1位の選手に1分以上遅れているので、明日も今日と同じように攻め気味のペースを守っていくよ。もしもライバルにトラブル、パンクなどがあれば、一気に巻き返せるからね。今朝のステージは路面の砂が柔らかくてトラクションが不十分だと感じた。でも午後は大分良くなったんだ。岩に乗り上げて、ちょっとラインをはずしかけたけどね!
#35 ミハエル・コシュツシュコ選手コメント
SS11のジャンプは結構上出来だったと思うよ!僕はちょっとだけブレーキを遅らせて、飛距離を伸ばそうとしたんだ。クラッシュするかもしれない、と少し不安もあったけどね。その分、次のステージではちょっと慎重に走って、その間にヤン選手が順位を上げた。少し慎重になりすぎていたと思う。オーバーヒート気味になってしまって、パワーも少し落ちていたんだ。それに、最後のステージはまた攻め切れなかった。多分、くよくよ悔やむよりも3位というポジションを守れたことを喜ぶべきなんだろうな。僕の目標は明日走りきってポイントを獲得することだからね。
スズキ・ワールドラリーチーム代表 田嶋伸博コメント
ヤン選手もミハエル選手も今日はいい競技運びをしました。それぞれにヒヤリとするようなこともあったようですが、それらを通じてこのラリーの難しさを学んだことでしょう。明日、グラベルステージは3ヵ所あります。ステージの数が少ないからといって、パンクのリスクが潜んでいることに変わりはありません。リスクを避け、完走することが目標達成に必要なことです。今のところ2人とも順調にそれを達成していますから、明日もそれを守り、うまくやり遂げると確信しています。
DATE |
SS 09 |
SS 10 |
SS 11 |
SS 12 |
SS 13 |
SS 14 |
SS 15 |
SS 16 |
3/1(土) |
29.90 |
23.27 |
23.28 |
29.90 |
23.27 |
23.28 |
2.21 |
2.21 |