スズキ スイフト・スーパー1600を駆るヤン・モルダー選手はヨルダン・ラリーのデイ1をJWRC暫定2位という好ポジションで終えた。同じくスイフト・スーパー1600をドライブするヤン・モルダー選手のチームメイト、スズキ・スポーツ・ヨーロッパからエントリーしているミハエル・コシュツシュコ選手とスズキ・ラリー・ジュニア・チーム・ジャーマニーからエントリーしているフロリアン・ニーゲル選手もポイント圏内のタイムをマークしており、スイフト・スーパー1600の性能は熱く乾いた中東の砂漠でも遺憾なく発揮されている。
SS7の時点で暫定3位につけていたコシュツシュコ選手は残念ながらSS7の途中でリタイア、ニーゲル選手も8位につけていたが同じSSで戦列を去ってしまった。しかしモルダー選手は最初のステージでコース脇に滑り込んでしまった以外は自分のペースを崩さず、SS6で暫定2位に順位を上げた後はただひたすらトップのタイムをにらみながらデイ1を走りきった。暫定3位の選手に現在2分以上もの差をつけているので、明日のデイ2以降、モルダー選手はあくまでリスクは冒さずに、2度目の2位入賞を狙ってゆく考えを示している。実際、それが達成できればポイントランキング上で不動の地位を築くことができるだろう。現在ポイントランキングをリードしているパトリック・サンデルに対し、今日の合計115kmのSSを終えた今、モルダー選手の遅れは約1分しかない。

#32 ヤン・モルダー選手 コメント
「出だしのステージでコース脇の土手に突っ込んでしまったけれど、ちょっと滑りすぎたという程度だったから、あまりタイムロスが無くて良かった。昼のサービスでは、熱でやや柔らかく感じられるタイヤに合わせてダンパーを少しソフトなものに変えてもらった。大きなトラブルも無く今日を乗り切ることができて嬉しいよ。明日は、ポイントランキングでいつも上位にいるパトリック選手よりタイムが落ちることの無いように、できるだけ攻めて走ってみるよ。」

#35 ミハエル・コシュツシュコ選手 コメント
「ここのコースは柔らかめのタイヤではちょっと難しいけれど、それは誰にとっても同じことだからと思ってプッシュして走っていたんだ。でも残念ながら、SS6でエンジンが止まってしまって再スタートもできないと言われた。きっとチームは原因を突き止めて明日再スタートできるようにしてくれると信じているけど…。次のサルディニアに向けたいいテストになると思うよ。サルディニアでは多少ポイントを獲得したいよ。」

#43 フロリアン・ニーゲル選手 コメント
「午前中は良かったんだ。最初の2つのステージは順調に走ることができた。でもその後のSS3とSS4ではブレーキがフェードし始めた。そこまでのポジションには満足しているよ。全て順調だった。SS8で、あるコーナーへの侵入速度が速過ぎて左の後輪に石をぶつけてしまい、走行を続けられなくなったのだけど、世界から集まってきている同年代のハイレベルなドライバー達と競うことができて良かったよ。明日再スタートが切れるといいな。」


DATE
SS 01
SS 02
SS 03
SS 04
SS 05
SS 06
SS 07
SS 08
Friday 25th Apri
13.03
20.00
11.10
13.46
13.03
20.00
11.10
13.46

Pos.
Driver
Car
Time
1
パトリック サンデル
Renault Clio S1600
1:24:07.2
0.0
2
ヤン モルダー
Suzuki Swift S1600
1:25:07.0
+59.8
3
アレッサンドロ ベッテガ
Renault Clio
1:27:21.5
+3:14.3
4
ショーン ギャラガー
Citroen C2
1:28:01.1
+3:53.9
5
ジレ スカメール
Renault Clio R3
1:28:04.8
+3:57.6
6
セバスチャン オジー
Citroen C2 1600
1:28:56.6
+4:49.4
7
ハンス ウェイス Jr.
Citroen C2 R2 Max
1:29:04.8
+4:57.6
8
ケヴィン アブリング
Renault Clio RS
1:29:39.6
+5:32.4
11
フロリアン ニーゲル
Suzuki Swift S1600
1:37:46.3
+13:39.1
12
ミハエル コシュツシュコ
Suzuki Swift S1600
1:40:13.0
+16:05.8