コシュツシュコ選手、トップ争いを一歩リード

スズキスポーツ・ヨーロッパのドライバー、ミハエル・コシュツシュコ選手は、サルディニアの山道を舞台にスイフト・スーパー1600を駆って熾烈なJWRCトップ争いを繰り広げ、ライバルを0.5秒という僅差で制してデイ2を終えた。コシュツシュコ選手は午前最後のステージであるSS9をリードし、午後に一旦リードを奪われたが、デイ2の最終ステージであるSS12で再び首位の座を獲り戻した。しかし、激しいバトルはこれで終わったわけではない。明日はさらに難しいコンディションと刺激的な展開が彼を待ち受けているだろう。
一方、他の2名のスイフト・スーパー1600のドライバー、ヤン・モルダー選手とフロリアン・ニーゲル選手には大きな試練が待ち受けていた。スズキスポーツ・ヨーロッパのモルダー選手は午前のループにおいてオイルパンを損傷しエンジンオイルを大幅に失ってしまいリタイアを決断、また、スズキ・ラリー・ジュニア・チーム・ジャーマニーのニーゲル選手はデイ2最初のステージであるSS7で横転を喫しリタイアを余儀なくされた。モルダー選手のスイフト・スーパー1600は今日修理が行われ、明日からスーパーラリー制度で再スタートする見込みだが、残念ながらニーゲル選手の車輌はダメージが大きく、再スタートは望めない状況にある。
最終日となる明日のデイ3には合計距離が78.5kmに及ぶ5つのステージが用意されている。コシュツシュコ選手の好走が期待される。

#32 ヤン・モルダー選手 コメント
「今日のステージはどれも好みのタイプだった。とても良い気分で走っていただけに、オイルパンにダメージを与えてしまったのは本当に情けないよ。その時は、そんなに激しく打ったとは思わなかったんだ。でも、こういうのはラリーには良くあることだ。とにかくデイ2を完走できなかったのが残念だ。とても悔しい。チームは僕がスーパーラリー制度で再スタートできるように頑張って作業してくれているから、きっと明日は再びサルディニアを走るチャンスがあると思う。ポイントは取れないだろうけれど、フィンランドに向けた良いテストになると思うからぜひ走りたいな。」

#35 ミハエル・コシュツシュコ選手 コメント
「今日は本当にエキサイティングな一日だったよ!トップ争いをするのはすごく楽しい。車の調子も一日中とても良かった。ドライバーである僕がいくつかミスをしたのを除けば、全て完璧だった!ブレーキングのポイントを見定めるのはかなり難しかったよ。グリップがどんどん変わるからね。あるコーナーで成功したからといって次も同じタイミングで行くとミスになってしまうんだ。でも、大きなミスはしなかった。明日もこの調子でトップ争いを制していきたい。目標はシンプルだ。優勝を狙うよ!」

#43 フロリアン・ニーゲル選手 コメント
「残念ながら最初のステージで横転してしまい、リタイアすることになった。ジャンプを越えた先の高速の左コーナーで左前のサスペンションを壊してしまい、車輌のコントロールを失って2回転がった。幸いボディがしっかりしていたから僕らは無事だった。でも、リタイアすることになって本当に悲しい。リスクを避けるという目標も達成できなかったからね。明日は観客としてステージを見に行く事しかできないよ。」

 

DATE
SS 07
SS 08
SS 09
SS 10
SS 11
SS 12
Saturday 17th May
18.53
29.31
19.46
18.53
29.31
19.46

Pos.
Driver
Car
Time
1
ミハエル コシュツシュコ
Suzuki Swift S1600
3:17:32.5
0.0
2
マーティン プロコップ
Citroen C2 1600
3:17:33.0
+0.5
3
アレッサンドロ ベッテガ
Renault Clio
3:20:01.0
+2:28.0
4
ショーン ギャラガー
Citroen C2
3:24:05.0
+6:32.5
5
アーロン バーカート
Citroen C2
3:25:23.7
+7:51.2
6
ステファノ アルベルティーニ
Renault Clio
3:29:26.1
+11:53.6
7
ハンス ウェイス Jr.
Citroen C2 R2
3:32:09.5
+14:37.0
8
セバスチャン オジー
Citroen C2 S1600
3:32:55.6
+15:23.1
11
ヤン モルダー
Suzuki Swift S1600
3:43:50.5
+23:13.8