今季初の本格グラベルラリーとなる、ラリー・メキシコは、初めて欧州圏を出たJWRCイベント。スズキイグニスも初めての登場となりました。 初めてのメキシコの感想は、まず暑い!今は、まだ冬なのですが、日中は30℃まで上昇。しかし乾燥している為、日影は涼しく、また、朝晩の気温差が15℃と寒暖の差が激しく、寒さを感じるほどでした。 今回のイベントの開催場所は、非常に標高が高く、一番高いSSでは2700m以上。サービスパークのあるレオンの町でさえ、標高が1800m以上ありました。
標高の高い場所でのラリーは、空気が薄くエンジンのセッティングとかに大きく影響します。 各チームもパワーが随分減少してしまい、セッティングに大変苦労していました。 しかしそんな中、さすがプジョー(クラス違いですが・・・)!各チームがパワーダウンで苦労する坂道をパワフルに駆け上がっていきました。さらに、標高が高く空気の薄い環境では、部品の温度が上がると非常に冷めにくく、ブレーキなどにも大きな負担がかかります。また、選手を含めたスタッフの多くが、標高が高いからなのか、気温のせいなのか、とにかく疲れやすいと感じていました。
ここメキシコは、フラットな硬くしまった路面に、様々なクレストが次から次へと出てきて、ハイスピードラリーになりました。 さらに、コースレイアウトで所々に小川を跨ぐウォータースプラッシュが用意され、一歩間違うと、小川のくぼみなどで大ダメージを負ってしまうしまう危険が多く潜んだコースでした。 しかし、昨シーズンJWRCのグラベルラリーを完全制覇したスズキ勢にとっては、気負いすることなく自信を持って臨めるイベント。それを裏付ける様に、今回のスズキイグニスの速さは素晴らしく、ガイ選手とP-G選手が2人で全てのSSを完全制圧しました。
ガイ選手の目の前に危険が潜むウォータースプラッシュが現れる!
見事にウォータースプラッシュをクリアし、登り斜面をさっそうと駆け上がっていきました。
1-2を決めたスズキチームメイト同士で今季初優勝を喜び、シャンパンファイトで大はしゃぎ!
ガイ選手の記念写真。 お気に入りの帽子をかぶり、気分はメキシカンカウボーイ!
ラリー終了後、サービスにあったIN/OUT表示する掲示板に “IN バーへ”ってメカニックのいたずら書き?
45台中、28台の完走と過酷なサバイバルラリーとなったメキシコでの勝利で、スズキ勢は2003年フィンランドから、グラベルイベントの8連勝!JWRC最強のグラベルマシン スズキイグニスSuper1600の名をメキシコで強烈にアピールしました!
シボレー版のエスクードを発見! “シボレートラッカー” カナダ製らしいよ〜!
メキシコといえば、ビートル。ここメキシコではまだまだ多くのビートルが現役です。