スズキ・ワールドラリーチーム、サルディニアのスタートラインへ
スズキ・ワールドラリーチームのトニ・ガルデマイスター選手とP-G・アンダーソン選手はそれぞれコ・ドライバーのトミ・トゥオミネン選手、ヨナス・アンダーソン選手とともに、海岸沿いの美しいリゾートとして知られるポルト・チェルヴォで催されたセレモニアル・スタートに臨み、夕刻8時過ぎにスタートランプの下をくぐった。
もちろん、セレモニアル・スタートはWRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニアの開幕式に過ぎない。ラリーの本番の舞台は明朝10時過ぎから日曜までの3日間を通じて走られる17ものグラベルステージであり、岩山を切り開いた道と路面に出現する鋭くとがった石、そして雨によって滑りやすくなる路面や移ろいやすい天候など、典型的なサルディニアのコンディションがクルーをはじめチームを悩ませることが予想されている。
ラリーの拠点が置かれているオルビア近郊で本日水曜の午前中に行われたシェイクダウンは、今回のイベントに先立つセッティング変更の最後の機会となったが、2台のSX4 WRCは各部の最終的な仕様を決定され、明日に備えてパルクフェルメに保管された。
日曜日までに走るスペシャル・ステージの総距離は344.73kmであり、明日デイ1には今回のラリー最長の33.96kmのステージが控えている。
カーニュース:
ここ最近のイベントを通じて、スズキ・ワールドラリーチームでは2台のSX4 WRCの信頼性の向上に努めてきた。また、グラベル仕様のセッティングについても、これまで3つのグラベル・ラリーや本日のシェイクダウンを通してセッティングが地道に更新されてきた。アンダーソン選手の駆るSX4 WRCのギアボックスには若干のメカニカルトラブルが生じたがすでに解消されている。また週末には雨の予報も出ていて路面のコンディションはきわめてラフになると予測されるが、両車とも車体底面のプロテクションは念入りに施されており、明日からの好走が期待される。
ドライバーニュース:
トニ・ガルデマイスター選手 コメント
「サルディニアはとても難しいラリーだよ。でも、多くを要求されるような条件下では、チームとしてたくさん学ぶべきことがある。それに、一歩ずつでも前進しているのを感じるから、今回の状況はポジティブに捉えることが出来るよ。前回のヨルダンでは多くを学んだし、今朝のシェイクダウンからも色々なデータを得てエンジンマップのセッティングを変えている。変更後のマップはとても走りやすいんだ。いずれにせよ、今回も僕たちにとって何よりも大切なのは、攻めすぎたりしないで完走することだと思うよ。」
P-G・アンダーソン選手 コメント
「シェイクダウンの際に、すこしばかりギアボックスの問題があったけれど、もう既にそれは解決している。難路に挑んでいくにあたって、十分に頼もしい走行性能があると信じているよ。信頼性の確保に向けて、僕たちは実際いろいろなことを試している。それがポイント獲得に直結することだとも思っているからね。明日はとにかく気をつけて走るよ。特に、午後の再走ステージは岩が露出してリスクが高まると思う。」
チームニュース:
ポール・ワイルディング スズキ・ワールドラリーチーム チームマネージャー
「今回のイベントは非常に難しいラリーになるでしょう。ですが、最優先するのは、信頼性の向上とうキーワードです。今日のシェイクダウンも本番同様のラフなコンディションでしたがいずれのドライバーも丁寧な走りでそれを終えてきました。明日からの3日間も同様に注意深く走ることを期待しています。」
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