スズキ、タフなデイ2もトップ10圏内を快走

年間15戦の中でもハードなイベントであるアクロポリス・ラリーの本番3日間の中でひときわ厳しい1日と目されるデイ2は、スズキ・ワールドラリーチームにとって喜ばしさと悔しさ入り混じる1日となった。
P-G・アンダーソン選手はSS11―今回のイベント最長のステージ、アギイ・テオドリの午後のループにおける走行―を終えた時点で暫定総合6位にランクインし、トニ・ガルデマイスター選手とアンダーソン選手の駆る2台のSX4 WRCがともにトップ10圏内に入った。しかし、前評判どおりの焼け付くような暑さと岩だらけの路面、そしてきついコーナーの連続がドライバーと車輌を苦しめ、好走を重ねてきたアンダーソン選手のSX4 WRCがデイ2の終盤を目前にしてサスペンションにダメージを負ってしまう。この結果、アンダーソン選手はデイ2完走を断念、リタイアを喫した。
一方、ガルデマイスター選手はトップ10圏内を維持してデイ2を完走し、明日のデイ3に備えている。

カーニュース
トニ・ガルデマイスター選手の駆るSX4 WRCは午前中最後のステージであるSS10においてパワー・ステアリングに不調を喫し、さらに午後には排気系の損傷により大幅にパワーダウンした状態となった。一方、アンダーソン選手の車輌は午前中を通じて好コンディションをキープしていたが、午後2つ目のステージSS12においてサスペンションに大きなダメージを受けてしまい、苛酷なラリーに屈する結果となった。


ドライバーニュース:
トニ・ガルデマイスター選手 コメント

「今日はタフな一日だった。午前中はエンジンの調子が良く、少し前進したような感触を得ていたのに、午後にトラブルがあってパワーが落ちてしまった。でも僕らはまだ生き残っている。あとは明日、全力を尽くしてデイ3を走りきるだけだよ。」

P-G・アンダーソン選手 コメント
「午前中はとても良い感じだった。車はよく走り、ちょっと攻めた走りもできた。だから午後、サスペンションにダメージを負ってしまったのが本当に悔しい。今回のイベントで最長の、一番荒れた状態のステージを暫定6位で終えてとても良い気分だったのに、それを台無しにしてしまった。今回のイベントの難しさを実感したよ。明日は、スーパーラリーで復帰して走るつもりだ。」


チームニュース:
ポール・ワイルディング スズキ・ワールドラリーチーム チームマネージャー

「各地のラリーの中でもタフなイベントとして名高いこのラリーですが、今年もまさにその評判どおりの苛酷なラリーになっています。私たちのP-G選手とトニ選手は午前中、適切にセッティングされたSX4 WRCで安定したステージタイムを刻んでいましたが、その後、両選手とも路面からの反撃を受けており、同様のダメージを被った多くのライバルたちと同じく、荒れたコンディションに足をすくわれる結果になりました。幸い、トニ選手はデイ2を完走しており、明日は引き続き、私たちの目標である完走を目指して走ることが出来ます。今回のラリーは、疑う余地もなく、今シーズン中最も技術的に困難なラリーといえるでしょうが、ドライバー両名は常に、マニュファクチャラーの選手として、ポイント獲得を目標に走ります。それが出場する理由ですから。」


DATE
SS 08
SS 09
SS 10
SS 11
SS 12
SS 13
5/31(土)
32.16
16.60
10.80
32.16
16.60
10.80

Pos.
Driver
Manufacturers
Time
1
セバスチャン ローブ
2:48:11.1
0.0
2
ペター ソルベルグ
2:48:39.8
+28.7
3
へニング ソルベルグ
2:49:16.4
+1:05.3
4
ミッコ ヒルボネン
2:51:12.3
+3:01.2
5
ウルモ アーヴァ
2:52:22.7
+4:11.6
6
ヤリ−マティ ラトバラ
2:52:33.9
+4:22.8
7
ダニエル ソルド
2:53:44.7
+5:33.6
8
ヤリ−マティ ラトバラ
2:57:02.4
+8:51.3
10
トニ ガルデマイスター
2:57:24.1
+9:13.0
13
P-G アンダーソン
3:01:32.1
+13:21.0
 
   
 
 
 
 
 

 

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